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2022.03.14

蒸れない・臭わない・破れない

ランニングに最適「紙糸ソックス」

ERGOSTAR(エルゴスター)の数あるラインナップの中でも、特におすすめなのが「紙糸素材」で作られたソックスです。紙糸は、その名の通り”紙”から作られた”糸”。マニラ麻(アバカ)という植物を原料として紙を作り、それを細くスリットしたものに撚りを掛けて糸にします。マニラ麻はロープの原料などにも使用される素材で、「引っ張り」に対して強いのが特長です。こうしてできた糸には独特のハリ・コシがあり、綿とも麻とも異なる性質を持っています。紙糸はその性質により、他の柔らかい糸と比べてソックスに編み上げるのが非常に難しい素材のひとつですが、エルゴスターでは独自の技術でいくつかの紙糸ソックスを商品化しています。

紙糸については過去の記事もご参照ください。

【ブログ】「紙の糸」で良い走りを(サイト内リンク)

“蒸れない”

紙糸ソックスの特長は何と言ってもまずその「ドライ性」です。ランニング中、大量にかく汗や不意の水溜まりなどで水没してしまっても紙糸ソックスなら安心。水分をしっかりと吸収し、足が蒸れてふやけてしまうことを防いでくれます。また、そうして水分を吸収した状態でも、ソックスは紙糸独特のハリ・コシによってドライな履き心地をキープしてくれます。他の素材で起きるような「足とソックスがズレて滑りやすくなる」といったこともありません。蒸れと摩擦を抑えることで、マメができにくくなるといった効果もあります。

“臭わない”

紙糸の原料になるマニラ麻(アバカ)は多孔質性の繊維です。素材の表面に目には見えない小さな穴が無数に空いており、この構造によって高い吸放湿性を発揮します。この構造は同時に、ニオイの吸着にも役立っています。消臭剤として活用される「備長炭」を思い浮かべて頂けれると分かりやすいかもしれません。また、植物を原料とする紙には、天然由来の抗菌防臭性が備わっているとも言われています。実際、紙糸に対して「抗菌剤」などの化学的な手を加えずとも、ニオイを減少させたという試験結果も確認されています。季節を問わず、長時間の運動を行うランナーには嬉しい機能ですね。

“破れない”

そんな万能とも思える紙糸にも弱点があります。それは「摩擦」に弱いこと。綿や麻などと同じセルロース系と呼ばれる繊維の特性上、繰り返しの摩擦によって擦り切れやすいという欠点があります。しかしソックスに摩擦は付きもの。どんなに機能性が高くても、簡単に穴が開いてしまう素材はソックスには適しません。私たちERGOSTAR(エルゴスター)では、その紙糸の弱点を摩耗に強い合成繊維と複合することによって解決。ソックスとして繰り返し摩耗されても簡単には破れない強さを付与しました。これにより、「蒸れない・臭わない・破れない」の三拍子が揃ったランニングソックスとなっています。

紙糸の5本指ソックス

ランニング中、特に蒸れやすいのは「足の裏」、そして「指と指の間(指股)」です。特に、指股の蒸れを抑えるためには「5本指ソックス」がおすすめ。紙糸の特長を最大限に発揮できるソックスの形状です。すべての指を紙糸素材でしっかりと覆えるため、蒸れを抑え、指同士の摩擦からも足を守ることができます。また、高い摩耗強度で破れに強く、指先も穴が開きにくくなっています。汗をかきやすくなる春夏のランニングや長時間のレース、トレイルランニングなどにも是非おすすめしたい一足です。

【商品ページ】シャリっとした肌触り 独特のドライ感と高い耐摩耗性 ”紙糸”素材の特別なランニングソックス(サイト内リンク)

・ER-3005(クロステーピングソックス 紙糸 5本指 ショート丈)

・ER-3003(クロステーピングソックス 紙糸 5本指 ミドル丈)

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