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2020.03.20

ロングソックスの機能性

ERGOSTAR(エルゴスター)のコンプレッションロングソックスは、段階着圧機能によってふくらはぎの筋肉(腓腹筋やヒラメ筋など)をサポートするだけでなく、足底からふくらはぎまで長く繋がったテーピングによって膝下全体の動きを安定させます。

“足は第二の心臓”

心臓から送り出された血液は、身体を巡って細部にまで酸素や栄養を行き渡らせ、心臓に戻っていきます。直立二足歩行する私たち人間にとって、足は身体の中で最も低いところに位置しています。心臓から足まで運ばれた血液は重力に逆らって心臓まで押し戻さなければなりませんが、その働きをしてくれているのがふくらはぎの筋肉です。足が動くことによって起こる筋肉の伸縮、これによって筋肉が膨らんだり縮んだりすることで、ポンプのように血液を送り出す役割を果たしているのです。この「筋ポンプ作用」という役割を果たしていることから「足は第二の心臓」と呼ばれ、その機能はとても重要視されています。

ロングソックスの段階着圧機能

段階着圧設計のロングソックスは、レッグ部分(足首からふくらはぎ)の着圧が下から上に向かって徐々に弱くなっていく設計になっており、これによってふくらはぎの筋肉(腓腹筋やヒラメ筋など)の動きをサポートします。スポーツソックスを専門とする私たちの工場には専用の寸法測定器や着圧測定装置があり、それらを活用してERGOSTARのコンプレッションロングソックスを開発しました。

下の写真にある着圧測定装置はスイスのザルツマン社製。「メディカル」と呼ばれる分野の医療用弾性ストッキングの開発にも用いられる測定装置で、決められた足型にソックスを履かせ、空気圧を加えることで部位ごとの着圧を数値化できる優れものです。ロングソックスではレッグ部分に4か所の測定ポイントがあり、それぞれの結果数値がモニターに表示されます。

ERGOSTARのコンプレッションロングソックスを測定した結果を見てみると、下から「28、26、20、14(単位はmmHg)」となっており、足首からふくらはぎに向かって段階的に着圧が変化しているということを示しています。この段階着圧機能は、ロングソックスの他に「ゲイター」も同じものが備わっていますので、アンクル丈やミドル丈のソックスと組み合わせて着用することで、必要に応じて段階着圧機能を追加することもできます。

ロングソックスのテーピング機能

ERGOSTARソックスのロングソックスには、段階着圧機能に加えてクロステーピング機能があります。
ミドル丈やショート丈と同じテーピング技術を用いており、ロングソックスならではのポイントとして、足底からふくらはぎまで長く繋がるテーピングが特長となっています。「クロステーピング」によるアーチサポート機能、そして更に上に向かって伸びるテーピングによって足首からふくらはぎまでをカバーし、筋肉の余分な振動やぐらつきを抑えて足の動きを安定させます。ロングソックスを履き上げたとき、テーピングが引き上げられることによってアーチがリフトアップされる感覚、膝から下が一体となるかのような安心感・安定感はロングソックスだから実現できる機能性です。

 

“ロングタイツ”との違いは?

同じように足を保護する定番アイテムのひとつである「ロングタイツ」との大きな相違点は、「膝下が一体になること(タイツは足首から上が一体)」、そして「膝がフリーになること」です。膝を生地で覆わないことで曲げ伸ばしがスムーズになり、足を守りながらも軽快な走りがしやすくなります。丈が長い上に、全面にテーピングが施されているので履くのがちょっと大変…ではありますが、その分メリットも多いのがERGOSTARのコンプレッションロングソックスです。フルマラソンやロング走だけでなく、疲れを残したくない普段のトレーニングにもおすすめです!

* ERGOSTAR クロステーピングソックス コンプレッション ロング丈
*ERGOSTAR クロステーピング コンプレッションゲイター

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